自分の県ではほとんど採れていないにも関わらず昆布消費量が日本一な富山県ですが..
確かに昆布率は高いと思います。
先日富山で焼肉屋に行った時には地元のⅠ社長は昆布焼酎にさらに昆布突っ込んで飲んだりしてましたし.. もちろん居酒屋などで出される料理にもよく使われております。
で、富山県の昆布料理の筆頭が....
昆布締め

先日、富山県のT社長から頂きました。
元々は魚や山菜を昆布で締めることによって長期保存させる手段だったそうですが... 昆布のうまみや香りが魚に染み込んで「おっこれは美味い!」となり.. 冷蔵庫や冷凍庫のある現在も人気のある郷土料理になっているようです。
実は僕も以前に何度か昆布締めを食べたことはあったのですが... 「おいしい魚をなんでわざわざ昆布と一緒に食べんといかんのだろう」という 気持ちが影響したこともあるとは思うのですが.. 昆布の味が強すぎてそれほど「うまい!」とは感じておりませんでした。
で、今回。 そうは言ってもせっかくの富山名物です。 自宅に戻って30秒後には昆布締めのつまった発泡スチロールをオープンしたわけです。
さて、ビニールからにゅっと中身を引っ張り出すと..
こんな感じ

はい、昆布以上でも昆布以下でもありません。
私の昆布締めのイメージではこのまま切って
こんな感じ↓に盛り付けて食べるものだと思っておりましたが...

T社長から発泡スチロールを渡されたときに言われたことをフト思い出しまして...
その言葉が...
「糸引くけど腐ってないから」
「ははっ、ですよね~!」と愛想よく返事してましたが 白状しますがその時点でT社長がなにを言ってるかはまったくわかっておりませんでした。 はい、41歳ですがワリと調子のよいタイプなんです。
で、自宅で昆布に包まれた刺身を前にしたときに突然ひらめいたわけです。 糸引くけどの意味が。
昆布外していいんすね。
了解了解。
では、昆布をつまんでむにっと... おお..糸引く糸引く。
中身はこんな感じ。

とりあえず...
ヒラメ

と
白エビを...

ほんの気持ち程度に醤油をつけて食べましたが...
これメッチャクチャうまいです。
昆布の香りと甘みがほどよく刺身にうつって...酒が止まらんす。
WITH昆布ですと 「はーい、こんにちは僕、昆布でーす!一生懸命働くから僕をよろしくねー!」と 昆布をグイグイ前面に出してくる感じがあったのですが..
NO昆布ですと 「一生懸命段取りさせていただきました。魚の味をお楽しみください。」と 控えめに謙虚に昆布の仕事をしている感じがします。
もちろん食べ方に決まりはなくWITH昆布派の方も多いかと思いますが... 私はハッキリNO昆布派です。
なにはともあれとにかく昆布締め万歳です。 (T社長、ありがとうございました!)
で、で、でっ
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南印度洋行 服部
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