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南印度洋行 社長と社員のつぶやき
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消えたスタッフ。
先日、中国は湖北省に行っておりました。

今回は世界最大規模の採石場群を見に行くことができまして
とても有意義な出張になりましたが…
wht4tq (4)
(詳細はまた別の機会にでも)

その帰り。

武漢→上海→成田の行程の夕方前の上海の空港。

成田空港に向かう飛行機に乗り、離陸しないまま1時間が経ち、機内食が出た時点で
ほぼ覚悟はしましたが、それも食べ終わって30分後位に案の定…
天候不良のため今日は飛行機が飛べなくなりましたので
荷物を残らず持ってとっとと外に出てください的なアナウンスが。

再入国の手続きの後に航空会社のカウンターに集められ
なんらかのアナウンスがあるのかと待っていたら…航空会社のスタッフさんは誰も何も言ってくれず
仕方なしに乗客が個別にスタッフさんに「この後、我々はどうなるんでしょうか?」と聞いてまわり
その情報を乗客同士が共有した結果、分かったのが…
代わりの飛行機は明日の朝7時に出発する。
ホテルは航空会社で用意する。そして、今はそのホテルまでのバスを待っている。
明日の朝5時、ホテルに航空会社が用意した送迎車がやってくる。
という3点だけ。

15人ほどのツアー客の中国人の方々は「お前らの上の人間に言いつけてやる!」的な
今言ってもどうにもならないことを大声でわめき散らし
ツアー客ではない「初恋のきた道」の頃のチャンツイーが眼鏡をかけたような
おとなしそうでお互い雰囲気が似た感じの中国人の女性2人組は不安そうな顔でキョロキョロと辺り
を見回し日本人は何となくいつの間にか日本人同士で集まり
「まあ、天候不良が原因だから、ハハハ」と苦笑いしつつ家族に電話しつつ
さらにカウンターの前で待つこと1時間。この時点ですでに夜。

乗客の内の1人の方がどうやら航空会社が用意したホテルに向かうバスが来たらしいとの
情報を掴み、その乗客の方が他の乗客にアナウンスして50人ほどで集団移動。
この時点でもう航空会社のスタッフは自宅に帰ったのかほぼ見当たらず。

空港からバスに揺られること30分。
ドナドーナドーナ~な気分で到着したのはとても国際線の航空会社が提携しているとは思えない

小体なホテル。
wht4tq (1)

そして、その小体なホテルの小体なロビーからはみ出て雨に濡れる乗客が30人ほど。
もちろん、傘を差しかける人はなし。
空港で見かけたおとなしそうなチャンツイー2人組もさらに不安そうな顔で雨の中。

フロント内には2人のホテルの従業員さんが立っているが、やはり航空会社のスタッフは見当たらず
ここまで待たされて自分らでチェックインしなければいけないことに驚きつつ
信じられないほど手際の悪い20歳そこそこの「効率」という言葉も「愛想」という言葉も
多分これまでに一度も意識したことがないであろうその女性のフロントさん達が
我々全員をチェックインさせ終えるのはテッペン越え確実な状況の中
運良く列の前の方に並ぶことができた僕に順番がまわってきたのは11時ごろ。

フロントにパスポートを出すと「もう1人は誰?」と僕に負けないほどの拙い英語で聞かれ
「もう1人って誰だ?俺は俺だけだ。」と返事すると
とても面倒臭そうな顔で「それなら(シングルの部屋を使うなら)115元(=¥2000位)払え」と言われ
なんで金を払わせられるのか文句を言いたいが言うべき相手である航空会社の人間が1人も見当たらず
とてもやるせない気持ちでそれでも大人しくフロントにクレジットカードを渡すと
「こんなよその国のカードが使えるわけねえだろアホが」的な顔で「カード、ノー!」と言われ
そうは言われても中国元の持ち合わせがよりによって5元しかないので
両替してもらおうとフロントに日本円を出すと
「こんなよその国の金が使えるわけねえだろアホが」的な顔で
「ノー、オンリーチャイニーズマネー」と言われ
それでも見ず知らずの人と同部屋になるのは危険が危ないと判断し
恥ずかしくも屈辱的な気持ちで後ろに並ぶ40人ほどの乗客の皆樣の方を振り返り
千円札二枚を頭上にかざしヒラヒラさせ
「すみません・・・どなたか110元を¥2000と交換していただけないでしょうか?」と聞いてみると
「いいですよ〜」優しく応えてくださった日本語も中国も英語も堪能な女性から
110元を受け取りフロントを振り返り、すでに別の乗客のチェックインの手続きを始めていた
感じの良いとは正反対な感じのフロントさんに「ほら、金は用意したぞ。シングルくれ!」と言うと…

「ノーモアシングルルーム!ナウ、フィニッシュ!」 とのこと。

もう抵抗する気力もなくなり、どうにもこうにも面倒臭い気分になったところで
僕の真後ろに並ばれていた日本人の推定年齢31歳の男前な男性と目が合い…
若干モジモジしながら「すみません…同部屋お願いできますか?」とお願いしてようやく
見ず知らずの男前とうす暗い部屋に入ったのは翌日になる寸前。

チェックイン後にフロントの隅の方に佇んでいた弁当屋のおじさんから自動的に配給された
持った瞬間に容器の外側にはみ出た汁で手がベトベトになる夜中の角煮弁当を半分ほど食べ
目覚ましを4時30分にセットし、はたしてあのチャンツイー達は無事にチェックインできたのだろうか
などと考えつつ就寝。

さっき「ノーモアシングル!」などとやりあったばかりの気がするフロントさんの声で
頼んでもいないモーニングコールがあったのは4時15分。

あいかわらず何の説明もないまま、とりあえず5時の時点でホテルの前に止まっていたバスに乗り

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空港に着くもやはり航空会社のスタッフは1人も見当たらず…
掲示板を見ると我々の乗る便のチェックインカウンターがJと表記されており
ゾロゾロとJカウンターにスッカリ顔見知りになった約50人で自発的に移動するも
Jカウンターには航空会社のスタッフは見当たらず。

wht4tq (3)


ちなみに陸にあげられたマグロのような目で僕の前で列に並んでいるのはチャンツイー2人。
ご無事そうでなにより。

そのまま待つこと約20分。
数時間ぶりに現れた航空会社の「アヒルの警備保障」の頃のマイケルホイ系なお兄さんが
「こっちじゃないですよ~。時間がないからCカウンターに早く来てくださいよ〜」と
比較的大きめな声ですごいことを平然と言ったかと思うと
我々のリアクションは見ないふりでマイケルホイもCカウンターへ。
掲示板の表示はもちろんJのまま。

JからCへの移動の最中にマイケルホイに向かって早足で突き進むのは
僕の前にいたチャンツイー達。

そして、Jカウンターの前で捕らえたマイケルホイに言ったのは…




お前ら、昨日からいい加減にさらせよおおお!

もう二度と乗るかああっ~!

このクサレ中国◯方航空〜!!




…。

中国語がわかりませんので彼女らの鬼のような形相と
マイケルホイに掴みかかる勢いからそう言ったと判断しましたが…

僕も120%同意します。


服部
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